種類がたくさんあるマッサージ両方
最近は、マッサージといっても本当にいろいろな種類がありますので、一言では区別がつかなくなってしまいました。
アロママッサージ、リンパマッサージ、指圧マッサージ、足裏マッサージ、ロミロミ、タイマッサージ……ほかにもたくさんのマッサージがあります。
しかし、日本でいうところの「マッサージ」は、いわゆる「按摩(あんま)」マッサージのことのみをいうようです。
ちなみに、「按摩」の「按」は、押さえるという意味があり、「摩」は撫でるという見があるのだとか。たしかに按摩では、指圧や撫でて行うマッサージが主流ですね。
この按摩においては、国家資格もあるれっきとした技術で、専門学校で3年間勉強をした上で、初めて受験資格が得られます。
昔は、按摩師というと目の悪い方が温泉旅館でマッサージをしてくれるような印象がありましたが、今はこの「あんま」という呼び方は、盲目の方に対してあまりよい呼び方ではないことから、使わないほうがよいという方向にあるようです。
マッサージは、人の手で、マッサージを受ける方の不調な部分を指圧などで刺激し、症状を和らげる施術です。
専門学校で勉強しても、マッサージにおいてはその人それぞれの特徴があり、合う合わないといったこともあるようですが、人の手で不調な部分をマッサージしてもらえると、やっぱりほっとしますし、疲れやコリなどもみるみる和らいでいきます。
最近は、駅近くにクイックマッサージのお店が増えていますが、有名なマッサージのチェーン店で行われているものも、按摩が多いようです。
リンパマッサージなどのようにオイルを使用しないので、さっと入ってさっと出て、そのまま仕事や用事に戻れる手軽さから人気があります。
按摩マッサージは、男性のほうがよく受けているような印象がありますが、最近は女性のお客さんもすごく増えているようです。
女性もオフィスワークなどで肩こりや腰痛に悩む人が多いので、按摩のように悪いところに直接アプローチしてくれるマッサージは必須なのでしょう。
何日も前から、「この日はマッサージに行く!」と決めて、その日は一切残業せず、終業と同時に会社を出て、マッサージにかけこむ女性会社員もいらっしゃるほど。
アロママッサージもおすすめ
按摩意外にもいろいろなマッサージがあると前述しましたが、癒しの効果が高いマッサージとして、アロママッサージが挙げられます。
嗅覚における癒しと、触覚における癒しのダブル効果で、心身ともに癒されること間違いなしです。
ほかにも、ヘッドスパといって、頭皮をきれいにする手法が美容室で行われているのですが、こちらの施術の工程に含まれている頭皮マッサージも、すごく気持ちよくて癒されると評判。
また、クリームバスと呼ばれるヘッドスパは、リラクゼーションサロンでも行われているヘッドマッサージになりますが、こちらも大変気持ちよく、かつ頭皮の汚れもすっきりと落ちるので人気。施術を受けている間は、ついうとうとしてしまいます。
他人が自分の体に触れることがあまり得意でないという方もいらっしゃるかもしれませんが、マッサージにおいてはタオルをはさんで施術してくれるサロンもありますので、そういったところであれば、直接触れるよりも受けやすいかと思いますし、一度マッサージしてもらうと、その気持ちよさにやみつきになってしまうかも?
未経験の方は、ぜひ一度お好みのマッサージを受けてみることをおすすめします。