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聴覚で癒すとは

触覚や視覚と並んで五感のひとつである「聴覚」でも、さまざまな癒しを感じることができます。
ほかの5感同様、聴覚も脳にダイレクトに届きますので、癒し効果が高ければ、すごくよい癒しを得ることができますし、不快だと思うこともダイレクトに感じてしまうので、耳から入れる情報についても、ある程度気を配る必要がありますね。

参考サイト:聴覚について

聴覚で感じる癒しの代表として、α波があります。このα波は、有線放送でチャンネルが用意されていたりして、かなりメジャーな存在です。
人間の脳は、心身ともにリラックスした状態になると、α波になるそうで、そのα波を誘導するような音楽を聴くことで、脳をα波の状態にもっていくのだとか。
脳をα波の状態へと誘導するには、落ち着く音楽を聴くことがよいといわれており、川のせせらぎの音などがCDになっていたりします。
意図的にリラックスした状態をつくりたいという場合には、α波を誘導する音楽を聞くとよさそうです。

逆に、脳が盛んに活動している状態をβ波といい、日常生活を送っている時間や、悩みや心配事がある場合には、脳波はβ波になっているのだそう。
また、眠りにつきそうなうとうとしている状態、のんびりまったりしているようなときには脳波は「θ波」になり、熟睡状態では「δ波
」になるのだとか。ちょっとした豆知識ですね。
自然の写真
α波の関係は別としても、水の音を聞くと癒されるという方は多いようです。
雨がふる音や、海の波の音などに癒されるという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。特に雨の日は、なんだかすごく眠くなってきますよね。これは気圧の関係もあるかと思いますが、サーサーという、雨の降る音に癒されているからかもしれません。

その人にとって心地いい音が一番

必ずしもこれと決まった音や音楽でなくても、自分にとって聞いていて心地良いと思ったら、それが聴覚の癒しになります。
犬がキューンと泣く声、葉が風に揺れる音など、自分のお気に入りの音を見つけて、気分転換に聞いてみるのも良さそうです。